ドバイCAとして働く=ダイバーシティの中で働く

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ダイバーシティ:直訳すると多様性。集団において年齢、性別、人種、宗教、趣味嗜好などさまざまな属性の人が集まった状態のこと。)

よく耳にする言葉ですよね。最近はこのダイバーシティを雇用環境においても実現しようと努力している企業も多いようですが、私のいたドバイのE社はもう創業以来ずっと(笑)これを実現しています。体感してみたい方はぜひ入社をお勧めします(笑)私の在籍していた時期で約140か国籍のクルーが働いていました。

ダイバーシティがどんなものなのか、日本のようにほぼ1民族、1宗教で地理的に島国で長くきた背景があるのでなかなか想像がつきにくいようにも思います。(しかし、国際結婚や外国人の移住も以前よりだいぶ増えてきて徐々に多様化は進んできていますね。)

ダイバーシティの中で働くことが出来て得られたことの一つに【他を知ることにより自分を知ることが出来た】ということがあります。大きくは他国の文化・考え方を知って今一度日本はどうなのかということを考える機会が増えたこと。(以前は考える基準はいつも日本。日本がスタンダードでしたが、今は世界に比べて日本は○○みたいに考える癖がついた。)

個人レベルでは自分の身の回りを基準に行動するのではなく、他国の人の考え方や行動の進め方を自分の指針の参考にすることが増えた。

これにより格段に世界が広がり、選択肢が増え、人生が充実、豊かなものになったように感じています。固定観念とは無縁になりつつあります(笑)

宗教やLGBTについても身近に触れ、実際に生の話(建前ではない、本音をフランクに)を聞く機会が多かったので、今までの知識不足からくる誤解・偏見に気づきましたし、自然に付き合うことが容易になりました。

人間て、知らないことを恐れる習性がありますよね。とても残念なことだと思います。

国際線CAもしくは外資系CAを目指されている方には参考にしていただければと思います。

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