最近の高校生に聞いた、なりたい職業ランキングのトップは教員・公務員なのだそうです。
ユーチューバーでもプログラマーでもなく、もちろんサッカー選手やCAでもないそうです（笑）
これはCAになるのは今が穴場ということでしょうか？（笑）
私は現在、高等学校で働いていますが、異動前は大学院担当でした。幼稚園から大学院まである総合学園の中で働いています。高等学校に異動になって初めて知ったのは、教員の大変さです。（大学教授たちとも違う！）
授業や試験の準備・実施の他に担任になれば生活指導、進路指導。部活の顧問や委員会の顧問として活動を一緒にするので当然、休日に引率もします。日常は授業があるので私用で有給をとるタイミングも限られるでしょう。夏休み・冬休みは期間は他の職業よりも長いですが、部活の引率や当番で学校に出勤する機会もあります。もちろん、修学旅行にも引率しますし、語学研修など課外活動も数多くあります。その分、やりがいも大きく、教え子が大きく成長する姿を見るのは何とも言えないことかと思います。
ここで言いたかったのは、暗に安定性などイメージだけで教員、公務員を選んでほしくないということです。どんな職業にも大変な面は多分にあります。そこで踏ん張れるかどうかは究極的には本当にその仕事を愛しているかどうかだと思います。
その仕事に就くのに楽だったから、特にやりたいことが他にないから、なんて理由では結局数年後に転職を考えることになっているかもしれませんし、もしかしたら心身共に病むなど自分にとって不利益なことになるかもしれません。やりたい仕事に就くには多少の苦労も惜しまない、苦労してなれたからこそ余計にその仕事を愛せる、ということもあります。だからこそ、多少つらいことがあっても乗り越えられるということにつながることもあります。
就活、転職活動をしていると思うようにいかないことも多くあり、目的を見失いそうになる時もありますが、今一度冷静に見つめなおして、自分にとってより良い選択をするよう努めてみて下さいね。応援しています！
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