欧米・欧州ではCAを「空のウェイトレス」なんて呼んでいるらしいとか、日本人の中にもそんなことをいう人もいるようですが、まず欧米・欧州では確かに英語を話すことが当たり前もしくはハードルが高くないため、決して高学歴の職業とはいえず、そのように言われていることもあるようです。
そこから来て日本でも（知ったかぶりして？）言う人もいるようですが、私からしてみれば日本人でそんなことを言う人は自ら「私は飛行機はエコノミークラスしか知りません」と堂々と人前で言っている勇気のある人だな、という印象です（笑）
別にエコノミークラスだけを利用することが恥ずかしいととか、そういう方を馬鹿にしているわけでは決してありません。私も航空会社を退職後はもっぱらエコノミークラスユーザーです。
ここで私が言いたいのはホテルにも安価なビジネスホテルのシングルルームから超豪華ラクジュアリーホテルのスイートルームまで色々ありサービスも施設も全然違う訳ですが、それを自分の利用したことのある1室を基にその世界すべてを一緒くたにして語るのはあまりにも愚かですよね…ということなのです。
ましてや、CAはひとたび飛行機のドアを閉めたら保安要員としてありとあらゆる場面の対応を担っています。空の上では電話1本で警察も消防車も救急車も駆け付けてくれないわけですから。
ビジネスクラスでは高級レストラン、プラス高級ビジネスラウンジサービス、ファーストクラスではプライベートジェット並みのプライベートコンシェルジュ・サービスを提供するべく、担当者は訓練されています。それに加え、非常時には先に述べた職務も全うするわけです。
もし無知な（失礼！（笑））どなたかが「CAなんて空のウェイトレスでしょ？」と貴方に言ってきた際にはにっこり笑って「そうですよ、誰にでも出来る簡単な仕事です」と答えてあげてください（笑）
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