この記事を読んでくださっている貴方は今、CA受験突破を目標にして努力を続けているところかもしれません。
ただ、お気づきかとは思いますが、CA受験合格は貴方の最終ゴールではないですよね?貴方の人生を豊かにする一つの通過点、一つの目標に過ぎないわけですよね?
ひと昔か、ふた昔か前まではCAといえばお嫁さん候補ナンバーワンみたいな言われ方もされていたようですが、(女性は24~25歳で結婚して専業主婦になるのが当たり前の時代???飛行機利用がまだ特別だった時代???)
中にはCAになったらパイロットと結婚できる!とか、合コンでモテまくってイケメンと結婚!なんてことを目的にCAになられる方もいることでしょう。個人の自由です。否定しません。
ただ、CAという職業だから、ということで選んでくる男性に誠実な人がどれだけいるのか???(結婚まで行く方は誠実なのでしょうが、合コン相手や食事相手要員だけに見てくる人にはこのタイプが多いような…)
なので、どうせなら選ばれるためではなく、こちらから選んでやるためにCAにはなってください!(笑)同じレベルになっちゃいますかね?いけない、いけない(笑)
ちなみに結婚相手選びが目的であれば、海外ベース外資CAまでなる必要はないと思います。国内航空会社の国内線CAの方が合コン参加の都合がつきやすいのではないでしょうか?(英語ペラペラだと勝手にコンプレックスを抱く器の小さい男性も世の中には意外と多いものです(笑))
話がちょっとずれましたが、私はE社のCAとして乗務したことによって得られた多くのものの中に今まで知らなかった世界に触れられたことがあります。今までテレビやニュースで耳にすることはあったけれど他所事であったアフリカの現実、同じアジアでありながら存在するスラムなど仕事で行くことがなければ目にすることがなかった世界の部分です。そのような国にクルーの有志で物資を送ったり、施設を訪問したり、能動的に行動したことも刺激になりました。
その後、ご縁があって途上国からの国費留学生をサポートする仕事に携わった際にも実際に見たことのない日本人としてではなく、アフリカを少し垣間見たことがあるスタッフとして親近感を持ってもらい、深い話をアフリカから来た留学生とする機会もあり、E社で得た経験には本当に感謝でした。
一番大きな自分の中の変化は大きな視野で物事を見ることが出来るようになったことです。
「私たちの常識」は「世界の常識」ではないこと。各国のお客様・同僚と接する中で学びました。今、日本国内でも「SDGs」、「ダイバーシティ」や「LGBTの住みやすい世界の実現」を声高に言うようになりましたが、個人レベルでの認識や国としての達成度は世界の中でもほぼ最下位ですよね。情けない…泣
ここまで言わずとも若い皆さんならお分かりだと思います。CAになることが人生のゴールではないのと同じく、結婚が人生のゴールにも当然ならなく、人生は脈々と100歳まで続きます。
自分の人生と社会を豊かなものにするべく、CAになってから出来ること、辞めてから出来ることまで考えていくことも必要ですよね。応援しています!
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