私は現在、私立の高等学校に籍を置いて働いています。そこで国際交流活動のお手伝いを主業務としています。
先日、併設の大学との連携事業で留学オリエンテーションを開きました。大学に入学してから利用できる留学プログラムの紹介や実際に留学した大学生が経験談を話にやってきてくれました。留学を予定している高校生たちは目を輝かせて話を聞いたり、積極的に質問する姿に夢をもって海外へ出て行った頃の自分を思い出しました。
その会でスピーカーで来てくれた大学生が話してくれたものの中に、留学へ行って一番先に知ったのは「自分は全然英語が出来ない、ということだった」というものがありました。ちなみにうちの学校は都内でもなかなか（笑）のレベルです。そしてその中で数限りある枠を獲得して留学できたというのは成績的にも結構な努力と実力を要します。でも実際にアメリカの大学の授業に参加してみると自分の実力不足のせいで歯がゆい思いを当初したようなのです。
私も同じ思いをCAになった当初に味わいました。そこそこ女子のくせにたまたま外資系CAに採用され、出発までは結構調子に乗りました（笑）。でも実際に行ってみるとネイティブの中で英語を使って仕事をする実力が自分にはまだまだついていなく、焦りました。
そして今、これまで海外で問題なく英語で生活し、仕事をするレベルにまで上がっていたのに、教育機関に入ってみたら、自分の英作文能力が乏しいことを痛感しました。私の英語は到底アカデミックレベルではなかったのです。（ビジネスレベルなんだけどね、一応…（笑））
ということで、世界を知ることは人間を成長させます。気づきは新たな学びの始まりです。そのきっかけに出会えることは幸いです。気づかずに一生を終えたら…レベルアップの機会を永遠に逃します。
人と比べて自己嫌悪やコンプレックスを持て、という話では決してありません！
あくまで自己成長度合いの比較の話なのです。以前の自分との比較なのです。そうして成長することで以前挑戦した際にはご縁の無かった会社ともご縁がつながることにもなるのです。
以前の記事でお話した【ご縁とタイミング】（まだの方はぜひ読んでみてください）をこうして自分の力で手繰り寄せることも十分に可能なのです。
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